クロスステッチ はじめてさんへ 糸のこと 針のこと 布のこと

■ クロスステッチとは? ■

そのはじまりは古代ビザンチン時代(4世紀)のトルコが発祥とされ、その後イタリアからヨーロッパ全土へ広がり世界各国で発展していきました。日本に伝えられたのは、明治の末頃と言われています。
クロス・ステッチは簡単な技法で刺しゅう初級者の方やお子様もきれいに刺すことができます。ワンポイントで手軽に楽しめるものから、布全体を刺す風景画など、多様な表現が可能です。

■ 糸について ■

刺しゅう糸にはさまざまな種類があり、用途や図案によって使い分けます。25番刺しゅう糸、ウール糸、リネン糸などがあります。
刺しゅう糸のラベルには、メーカー名や色番号など大切な情報が記載されています。糸と一緒に保管しておくと、後から買い足す時に大変便利です。
25番、8番、5番などの刺しゅう糸があります。番手の数字が小さくなるほど糸は太く、大きくなるにつれ細くなります。 刺しゅう糸 25番と5番のイメージ
25番刺しゅう糸
刺しゅう全般に一番良く使われているのはコレ!です。色数も豊富です。 6本の細い糸がゆるくより合わさっていて、使う布や好みに応じて2本どりや3本どりというふうに必要な本数を引き揃えて使用します。1束の長さは約8m。
糸の本数と布の関係
糸の本数と布の関係 使う布の目の粗さや糸の本数によって刺しあがりの雰囲気が変わります。布にあわせて糸の本数を調整します。目の細かい布は1〜2本取り、目の粗い布は3〜4本取り。

■ クロスステッチ針について ■

針のイメージ 刺しゅう用の針は糸が通しやすいように針穴が大きいのが特徴です。
クロスステッチに使用する専用針は前に刺した糸や布の織り糸を割らないように針先がまるくなっています。
糸と布に合ったクロスステッチの針の目安
クロスステッチ針 25番刺しゅう糸 布の厚さ
19番 6本取り ジャバクロス粗目
19・20番 5〜6本取り ジャバクロス中目
21番 4本取り ジャバクロス細目
22番 2〜3本取り 14カウント、コングレス
24番 1〜2本取り 16〜18カウント
26番 1〜2本取り 16〜18カウント、18カウント以下

■ クロスステッチ用の布について ■

クロスステッチは布に図案をうつさずに、図案のマス目と布の織り目を数えながら刺していきます。
×の目が正方形にさせるように縦・横の織り目の比率が同じで、織り目が数えやすい布が向いています。
マス目が数えやすい布はマス目の四つ角に穴ができるよう、縦・横とも等間隔の隙間をあけて織られているクロスステッチ用の布です。
針を入れる位置がわかりやすいので初心者におすすめです。 クロスステッチ用の布イメージ
平織り麻
織り糸が数えられるリネンを使います。特に指示がない場合は、織り糸2本×2本が1つ分です。
平織り綿
「コングレス」や「エミタン」と呼ばれる布。針どおりがよく、刺しやすいのが特長。ハーガンダーやこぎんなど、目を拾う刺しゅうに最適。
アイーダ・インディアンクロス
布目が整っていて刺しやすいので、初心者の方におすすめです。目数は織り糸ではなく、ブロックを数えます。
ジャバクロス
ブロック織りの布で、柔らかく目が粗いものが多い。縦横にマス目が整っているので、クロスステッチに最適です。
柄入りアイーダ
小花模様やチェック柄をプリントしたものがあり、刺しあがりが華やかになります。
※同じ図案でも布によって刺し上りが変わります。(目の細かい布は、目の粗い布にくらべ小さく仕上ります。)

■ カウント数について ■

カウント数とは布目の大きさの単位で、1インチ(=2.54cm)中にある織り目(織り糸)の数を表しています。11カウントは2.54cm内に11目入っているということです。
同じ図案でもカウント数が小さいと布の1マスが大きくなり、カウント数が大きいとより詰まった感じに仕上がります。
ほかに「10cm○×○目(10cm平方内に縦○目×横○目)」という表記もあります。どちらも、数が大きいほど布目は細かくなります。


輸入刺しゅうキットについて