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籐工芸

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籐工芸(ラタンアート)の魅力
籐が家具やかごに使われるのは、茎が長く丈夫でしなやかであることや、内部が繊維状のため水を含みやすく、湿らすとやわらかくなり曲げやすくなるという点から、特別な道具を使わず、手編みで曲線を描くことができる細工しやすい材料だからでしょう。乾燥すると非常に軽いことも利点のひとつ。また、籐は呼吸をしているので、梅雨時にじめじめした湿気を吸収し、冬の乾燥した時期には吸収していた湿気を吐き出すので、日本の風土に適しています。あたたかみのあるナチュラルな風合いとアメ色に変化していくおもむきも魅力です。
籐について
籐はヤシ科ツル性の植物で、多くの種類や等級があります。茎はとても長く伸び200メートルを超えるものもあり、太さも2〜3ミリから腕の太さにもなるものまでいろいろあります。一見、竹と同じようなふしがありますが、中は空洞ではなく繊維状になっています。外皮は厚く、とげがありますが、つるは弾力があり強くしなやかです。日本には自生せず、マレーシアやインドネシアなど熱帯性気候の地域に多く分布しています。
籐の扱い方
●編む前のポイント
籐は編み始める前に巻きのまま、必ず水(ぬるま湯だとさらによい)に数分浸します。水からあげたら結び紐を切り、輪のままフックなどに引っ掛けておくと、自然にのびて扱いやすくなります。
●編んでいる途中のポイント
乾燥してきたら、霧吹きやスポンジを使って水分を補うのがよいでしょう。湿らせすぎは、光沢がなくなり、黒ずみの原因になるので要注意。
●仕上げのポイント
編みあがったら途中で足した編み芯の残りをほどけない程度にカットし、湿っているうちに形を整えます。表面のけばは、大きなものはハサミで切り落としますが、小さなものはガスバーナーで焦がさないようにすばやく焼きとります。
●お手入れと保存のポイント
籐のあみ目や隙間の汚れ等は、ブラシや刷毛でほこりをきれいに払ってから、ぬるま湯の薄い洗剤液で軽く洗い、日陰でしっかり乾かしましょう。保存は紙やビニールに包み、湿気の少ない場所にしまってください。



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